なぜ出会いの場でつまらなそうにしている女がいるのか?
あなたは今まで、婚活や彼女をつくる活動をしている中、合コンやパーティーなどの出会いの場で、何をするにもつまらなそうな表情の女性に出くわしたことはありませんか?
そして、「なんて食いつきの悪い女なんだ。出会いを求めて来てるなら、もうちょっと愛想は無いのかよ」
・・・などと、感じたことは無いでしょうか?
基本的には女性は社会的な生き物ですので、初対面でも愛想が良く接してくれるものです。
そんな中、なぜ、このような無愛想な女性が、しかも、出会いの場に紛れ込んでいる事があるのか・・・。
一体、彼女たちは何を考えているのか・・・。
もちろん、あなたはこういった困った女性たちには、媚びる必要はありませんし、相手にする必要すらありません。
しかし、こういった困った彼女たちの心理を理解することにより、あなたに気づきや反面教師的な学びがあればと思い、非常にわかりやすい事例をシェアしたいと思います。
その事例とは、ある質問サイト内において、質問者の婚活中の30代の女性が、現代の男性へ不満を言っている事に対し、回答者の住職の男性が、諭すように非常に的確な回答をしたものです。
この事例を読んで、
「ああ、こういう女はこういう心理状態なのか。俺はこんなイタイ感じにはならないようにしよう」
などと感じていただければ幸いです。
30代女性「頼りにならない現代の男性を信じられない」
以下は、MSN産経ニュースの人生相談コーナーでのやり取りです。
【相談】
私は男性を信じることができません。
怖いというより、嫌い。話をしてもつまらない、頼りにならない、
といった感情です。東日本大震災の影響で不安が募り、
若い男女に結婚志願者が増えているといいます。私はそれを聞き、「なぜ?」と思いました。
知識を得ていけば、男性に求めなければいけないことなど
それほどないのではないかと思ってしまいました。昔の日本男児だらけの日本であればそうは思わないと思いますが、
現代男性のように打てば崩れる人たちに
何かを求めようとは思えなくなってしまいました。現在お付き合いしてくれる方がいますが、
全くと言っていいほど普通のコミュニケーションを取ることを
自分で制御してしまいます。頼りにできない人間と結婚という形を取るのか、
尼さんになることも手なのかもしれない。この状況を打開できる方法を教えてください。
(静岡県 30代女性)
【回答】
男性に対する期待値が異様に高いため、
自縄自爆で苦しんでおられる。それが、文面を拝見しての第一印象です。
男性に対して端的に興味がない人は、わざわざ「嫌い」とも感じませんし、
「打てば崩れそうで頼りないからダメ」と、
ことさらに否定したくもなりません。「自分を楽しませられるよう、会話をリードすべきだ!」
「頼りがいがあって、ただ一方的に自分を守ってくれる人であるべきだ!」
そうして幼児みたいに庇護されたい欲望を持っておられるがゆえにこそ、
それを満たせない現実の異性に嫌悪感を抱かれているのでしょう。けれども、よくよく考えてみれば、
「頼りにできない人間と結婚かあ…」
と迷っておられる傲慢さ以外に、いったいご自身は相手に何を差し出しているのでしょうか。
かつての「日本男児」ですら、
徹底的な男尊女卑の特権を得ることといわば交換に、
女性を庇護していたのです。現代のように男女平準化した時代に、
何も差し出さずに「ただ勇ましく庇護してほしいよー」と駄々をこねても、
そんな人を心から愛し守ろうと思える聖人君子は、この世にいません。ご自身の陥っている状況を客観視するには、
反対側から考えてみるのが役立つかもしれません。すなわち、
「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、
かれんさもないから好きじゃない」
とスネている男性に対して、あなたはやさしく、ないしは女らしく振る舞おう、
という気になるでしょうか。「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、
イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」とは、『法句経』に残る釈迦の言葉です。
「頼りがいのある男性に出会えないのは、自分の性格ゆえでは?」
と、視線を180度転回してはいかがでしょうか。引用元:http://sankei.jp.msn.com/life/news/111022/bdy11102207000001-n1.htm
・・・いかがでしたでしょうか?
この女性のような心境は極端ですが、出会いを求めて出会いの場に来ているにも関わらず、つまらなそうにしている女性というのは、大なり小なり、このような心理状態にあるのです。
社会に甘やかされてきたため、自分が欲しいものだけを主張して、自分が何を与えられるのかという観点を見失っているのです。
それが、恋愛・結婚というガチで選別されてしまうシーンにおいて、思い通りにならずにフラストレーションがたまっており、「世の男性すべてが悪い」と、周囲のせいにして、何とか自我を保っていると言えるでしょう。
これに対して、回答者の言葉があまりに的確です。
何も言うことはありません。
このイタイ女性から反面教師として学ぶべきこと
我々男性が学ぶべきは、一回や二回、とんでもない女性に痛い目にあったとしても、「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、かれんさもないから好きじゃない」などとスネていたら、永遠に理想の彼女や結婚したいと思える女性を手に入れられない、ということでしょう。
私自身、かつて酷い女性に何度か出会い、ふりまわされたり、惨めな思いもしましたが、それでも「出会いの数」を増やすことにより、一定の割合で、自分にとって容姿も性格も納得できる、タイプの女性に遭遇することを理解していました。
ですから、「近頃の若い女は・・・・」などという言葉が時々、目や耳に入っても、「そんな言葉は”近頃の若いもんは・・・”と同じようなもので、昔から普遍的に人間が愚痴る決まり文句のようなものであって、実際は、どんな時代でも、必ず自分が好きになる”いい女”はいる。」
と、考えることができました。
ですから、もしあなたが今現在、理想の女性に出会えていないとしても、必ず世の中にはそのような女性が存在して、あなたが、”出会いの数”さえ増やせば、一定の確率でそのような女性と出会えうるということです。
まずは、あなたの理想と思える女性は、必ず今の世の中にもいることを信じていただければと思います。