美女ぞろいのある日の楽しい合コン・・・
これは、数年前、私がある合コンの幹事をした時のお話です。
急遽、私の友人のN君が、本命の女性とのデートとのことで、代理で合コンの幹事を任された時のことです。
男性側のメンツは以下の通りでした。
①私
②A君(私の合コン仲間)
③B君(N君の友人、私とは初対面)
④C君(N君の友人、私とは初対面)
対する女性陣は、仲良し4人組で、美女ぞろいでした。
以下の記事でもお話しましたが、私が合コンを幹事するにあたって、最も重要なことは「男性側が空気をつくりあげること」と考えています。
今回の合コンであれば、女性陣は仲良し4人組なのでチームワークがありますが、こちらは、4人中2人が、私と初対面です。
下手をすると、男性側で空気をつくれずに「女性だけで盛り上がって終わりの最悪の展開の合コン」になりかねません。
しかし、ここにA君という、私とはツーカーの友達を入れておくことにより、その最悪の展開が避けることができ、男性側で空気をつくりあげて、楽しい合コンにすることができるわけです。
本当に一人でも、こういった「相棒」を入れるだけで、空気を支配することができるのです。
案の定、その時の合コンでも、最初に私とA君で空気をつくりあげることにより、初対面のB君やC君もそれに同調して、8人に一体感が生まれ、楽しい飲み会になりました。
中野から来た白シャツの男
さて、ここまでは順調な飲み会だったのですが、一次会が終わり、二軒目に行こうとなったとき、C君が帰ることになり、3:4の状態になりました。
そこで、B君が、男性メンバーを補充する意味なのか、近所にいるらしい、「ある一人の男友達」に電話をかけました。
そして、B君は私にこう言いました・・・。
「友達が、今、中野の○×□△にいるらしいので、すぐに来ますよ」
私も若干酔っ払っていたため、この「○×□△」という単語をその時は何とも思わず聞き流していました。「ああ、中野なら、新宿のすぐ近くだな」ぐらいに考えていました。
そして、二次会になり、しばらく楽しく飲んでいたところ、中野から来た新たな男性メンバーが登場しました。
一見、ちょっと神経質そうな白シャツの男です。もちろん、私やA君とは初対面の男性です。
カタブツそうな男性ですが、女性メンバーが美女ぞろいということもあり、数分もしたらゴキゲンな表情で女性にからんでいました。
白シャツ男は、「キミは実にいいよ!うん!」などと言いながら、満面の笑みで隣の子のカラダと顔を交互に見ています。
「まあ、ともかく楽しんいるなら、なにより(^^)」と私が思っていたところ、数分後その事件はおきました。
白シャツ男を激怒させた一言
なにやら、A君と白シャツ男が口論になっています。
白シャツ男「俺はな!下ネタが大嫌いなんだよ!」
・・・この白シャツ男の大声に、それまでの良いムードが一変しました。
私は、その会話の成り行きがわかませんでしたが、
咄嗟に、
「また、Aが調子にのってドギツイ下ネタを言ったのかな?」
「このムードが長引くと、女性陣が白けてしまうな」
と思い、幹事の仕事として、白シャツ男をなだめました。
「いやいや、Aも悪気があって言ったんじゃないですよ。ほら、楽しくやりましょうよ」と、握手をして、とりあえずその場をおさめました。
A君は「お前が謝ることないだろ!」と言いたげな不満の表情です。
白シャツ男がトイレに行った後、A君に何があったのかと聞くと、
どうやら白シャツ男は雑誌のライターをやっているらしく、
A君がフザけて、「雑誌って、デラべっぴんか何かですか?」と聞いたところ、白シャツ男が激怒したとのことでした。
二次会が終わると、白シャツ男は、ちょっと居づらいせいか、いつの間にか私たちの前から姿を消していました。
そんな、ちょっと揉め事があった合コンでしたが、なんだかんだで楽しい飲み会でしたし、その後、各々、連絡をとったり、デートをしたり、しっかりと収穫もありました。
中野の○×□△
私はその合コンの帰り道、「あの白シャツ男は、それぐらい仕事に情熱をもっている男なんだろう。
まあ、下ネタが苦手な人だっているよな。」と、少し彼のことを思い返していました。
そして、歩いて酔が冷めてくるうちに、一次会の後、白シャツ男を誘ったB君がの言葉が蘇ってきました。
「友達が、今、中野の○×□△にいるらしいので、すぐに来ますよ」
・・・「○×□△」
・・・「お×□△」
・・・「おっ□△」
・・・「おっパブ」!?
「あいつ、おっパブから駆けつけてきたクセに下ネタが大嫌いなのかよっ!」
・・・と、まあ、こんなオチがあったわけですが、
まとめますと、こんな面倒くさい男が乱入してきても、他の男性が初対面であっても、一人でも相棒と言える男友達をメンバーに入れておけば、楽しく実りある合コンになるということですね(笑)
ということで、あなたもどんどん合コンの幹事をやってみてくださいね。
こんな珍事件も友人との楽しい思い出話になりますよ。
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