うさんくさいスピリチュアルなお話!?
あなたは、「思考は現実化する」という言葉を、目にしたり、耳にしたことがあるでしょうか?
要するに、その人が普段、考えたり思ったりイメージしていることが、いずれ現実になってしまうということです。
「思考は現実化する」は、ナポレオン・ヒルの書籍のタイトルでもありますが、これ以外にも、「引き寄せの法則」「ザ・シークレット」などの自己啓発本などでも、同様の事が書かれています。
「なんだ、うさんくさいスピリチュアルな話か?」と、あなたは眉をひそめたかもしれません。
しかし、私自身、このような事象をあながちバカにできない、
・・・いや、本音を言いますと、人生を思い通りにするためには、とても重要なことだと考えています。
もちろん、このサイトのテーマである恋愛に関しても、「思考は現実化」すると考えています。
この「思考を現実化させる」ための、実践方法には様々なものがあるのですが、
多くの人が陥ってしまうのが、「継続できない」ことと、「そのイメージが実現することを、心の底から信じることができない」ことにあると思います。
例えば、生まれてから35年間恋人がいない男性が、「美人の彼女ができる姿をイメージしろ」と言われて実践しても、そこには、どこか疑いが入り混じってくることでしょう。
そこで今回は、あなたの恋愛、その他人生の様々な自己実現するにあたって、最もシンプルで続けやすく実践的な「思考を現実化」させる方法、をお話します。
お金もかけずに、毎日15分程度あればできて、必ずあなたにプラス効果のあることなので、どうか素直な気持ちで聞いていただければと思います。
ある自虐的思考サラリーマンに起きた現実
5年以上前のことです。
私の会社の向かいの座席に、Aさんという、30代の男性の先輩社員が座っていました。
Aさんは、明るく誰とでも仲良くなる性格の人で、後輩の面倒見も良く、私にも良くしてくれました。
しかし、このAさんには、こんな口癖がありました。
「はぁ~、いいことなんか1つもねえ」
・・・Aさんは、明るい性格の人なので、愚痴半分、自虐的な笑いの意味半分、ぐらいの、ちょっとした冗談のニュアンスで言っていたのだと思います。
で、この口癖を、間近の席で何年も聞いていたら、私にも、いつの間にか伝染してしまい、口癖になっていたのです。
職場で、行き帰りの電車で、自宅に着いて、休日部屋でゴロゴロしている時、などなど、
私は、ことあるごとに、「はぁ~、いいことなんか1つもねえ」と、つぶやくようになっていたのです。
Aさんにとっては何気ない半分冗談のボヤキでも、私にはしっかりと脳に刻まれてしまっていたのです。
で、この言葉が口癖になってしまっていた時期というのは、見事に私が女性に何年もモテなかった時期とリンクするわけです。
つまり、先ほどの「思考が現実化する」話で言えば、マイナスに思っていたことが、忠実に現実に再現されてしまっていったわけです。
思考の現実化とか、引き寄せの法則というのは、良いことだけでなく、悪いことにも作用してしまうのです。
このこと以外にも、私は幼少期から、自虐的思考やネガティブ思考を楽しむ癖があったので、それが見事に次々と実現していることを感じたわけです(^^;
皮肉なことに、私はこのようなダメな方向な実体験から、「思考が現実化する」というのは、あながち嘘ではない、いや、それどころか、かなり重要なことであると、考えるようになったわけです。
で、今度は「思考が現実化する」作用を、プラスに働かせてみようと、このような類の書籍の中でも、非常に実践的な本と言われる、「引き寄せの法則/マイケル・J・ロオジエ著」を読んで実践を開始しました。
その実践内容とは、簡単に言うと、まず、自分の実現したい願望をハッキリさせ、それを疑うことなく、1日何回でも思考・イメージすることです。
この本はなかなか具体的な内容で、何をすべきかがしっかり書いてあるので、良著です。
ですが、これって実践し続けることに結構、障壁があるんですよね。
どこか、疑いの気持ちが出てきますし、段々いい加減になってきますし、日々色々な嫌な出来事があってそれに押し流されていくわけです。
そこで、私が思いついたのが、この方法を簡略化した、「シンプルに願いを毎日10分ほど繰り返し音読する」という方法でした。
・・・その私が音読している姿は、端から見たら、かなりイッちゃってる危ない人だったかもしれません。(もちろん、1人の時にやっていたわけですが・・・)
しかし、お金もかからずにできるわけですし、「実現したら儲けもの」ぐらいの気持ちで1か月ほど実践したわけです。
私は当時、女性とそれなりに出会えるようになって、普通に遊んだりできるようになっていたのですが、付き合いたい女性がいなかったり、付きあっても性格が合わずに、すぐに別れてしまう状態でした。
そこで、自分の願望を、「俺は、若くて性格が良くて可愛い彼女がいて、最高に幸せだ!」という、シンプルなワンフレーズにまとめたわけです。
願望を設定する際には、その願いが「既に実現している」かのように、言葉を現在形または現在進行形にすることがポイントです。
ということで、30歳の男が、毎晩、部屋で一人、「俺は、若くて性格が良くて可愛い彼女がいて、最高に幸せだ!」などと唱えていたわけです。
バカですよね?
・・・で、このバカは、1カ月後に、若くて可愛くて性格の良い子と出会い、2カ月後には、その子と付き合っていました。
なんだか、こう書いてしまうと、出来すぎで嘘っぽいですが、本当にそうなってしまいました(^^)
その時の自分を分析してみると、「俺は、若くて性格が良くて可愛い彼女がいて、最高に幸せだ!」と、唱えることにより、それを実現するための「行動」が適確になっていったと思います。
例えば、若くて可愛いくて性格が良い子と付き合いたいなら、そのような子が集まる出会いの場所に行く必要があるわけですし、そのような子にウケそうな外見にする必要もあります。
このような「行動」というのは、願望がフワフワしたままだと、意外と適確にできなかったり、面倒くさくてやらなかったりするものです。
で、願望と言うゴールが毎日、脳に刻まれていて明確だと、そのためのプロセスである「行動」が適確になってくるわけです。
「それは、たまたまだろ?」
「てゆーか、彼女ができることなんて特別なことじゃないだろ!」
と、言われてしまえばそれまでですが、
私自身、そのプロセスにおいてもゴールにおいても、とても気持ちが良かったのを、ハッキリと覚えています。
少なくても、「はぁ~、いいことなんか1つもねえ」とボヤいていた日々より、1000倍爽快になりました。
で、この私が、毎晩願望を唱えていた方法ですが、後から知ったのですが、思考を現実化させる手法の1つである「断言法」というものに非常に近いものであることがわかったのです。
ですから、あなたも、恋愛その他、人生の様々なことを自己実現させるにあたって、この「断言法」からはじめてみてはいかがでしょうか?
最もシンプルな成功法である「断言法」
「断言法」は、スコット・アダムスという人の「ディルバードの未来予測~21世紀における愚の繁栄」という本に書かれている内容です。
以下は「断言法wiki」さんのサイトから一部抜粋させていただきました。
URL:http://www40.atwiki.jp/scottadams/
やり方は、
1:視覚化できる特定の目標を定める。
↓
2:1日1回、それを次の形式で15回続けて書き留める。
私、○○は、何々を得る/する/果たす。
例)私、スコット・アダムスは、全国区な漫画家となる。
I Scott Adams will become a syndicated cartoonist.
と、非常にシンプルです。
やり方の補足としては、
・一応、1日15回とあるが、書くのは何回でもいい。
・複数の目標を設定してもよい。
・数日間書くのをやめてまた書き始めても大丈夫。
・手書きの代わりにタイプライターを使ってもよい。
・書いたものを取っておいても投げ捨ててもよい。
(以上のようなことが問題になるほどこの方法が脆いものだとは思わないとスコット談)
・「有名なミュージシャンになりたい」ではなく、「有名なミュージシャンになる」と書く。
・お金がほしいのなら、「宝くじが当たる」などと可能性を限定しない方が良い。
・特定の期日があること、例えば「今月末までに昇進する」といった断言をしないこと。
目標の達成にはさまざまな道があるので、少し幅を持たせておいた方が良い。
・うまくいかないと結論づけるまでどれくらいの期間断言法を行えばいいのかについては分からない。
(六ヶ月以内ではあまり望みはないだろう。)
・半信半疑でも構わない。
とのことです。
他の方法と違って、この「断言法」は、半信半疑でも構わなかったりと、かなり自由度が高く、やり方も簡単でシンプルなのが良いです。
そして、何よりも「紙に書く」作業に意味があります。
ワンフレーズであっても、紙に15回書くとなると、意外と10分~15分ほどかかります。
その時間の間、その願望のみに、心と体が集中するわけです。
パソコンのメモ帳などでも良いらしいですが、私個人的には、紙に書いたほうが意識が集中します。
そして、私がかつて行った「唱える」だけよりも強力に、願望に意識を集中させることができます。
まあ、それほど深く考えずに楽しく実践して、毎日10分~15分の時間だけ投資すれば良いわけです。
私も早速、恋愛以外の分野ではありますが、この「断言法」を改めて、実践をスタートしました(^^)
あなたも試しにはじめてみてはいかがでしょうか?
あなたも、今すぐ「断言法」を実践してみよう
今回のお話いかがでしたでしょうか?
「なんだか、怪しくてうさんくさい話だなあ」と思ったかもしれませんが、この「断言法」は、半信半疑でも良いのです。
まあ、スピリチュアルな概念を抜きにしても、毎日時間をつくって、願望を紙に書くわけですから、脳に強力に信号が送られて刻み込まれるのは当然ですよね。
そうなった時、人間の脳というのは、目標達成の為に、スーパーコンピューター以上の働きをするようです。
そして、脳は、その目標達成のために、適確な「行動」をするよう指示を出してきます。
そこには「偶然」の要素もあるかもしれませんが、物事は確実に願望に向かって進展していきます。
ぜひ、あなたも、さっそくペンとノートを用意して、今晩から「断言法」をスタートさせ、願望を15回書いてから、良いイメージングをしながら、ベッドに入るようしてみてはいかがでしょうか?
数ヵ月後、現実が面白いことになっていることしょう。
今回のお話が、恋愛に限らず、あなたの目標達成のお役に立てば幸いです。
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