女性は強そうな男性に惹かれると言いますが・・・
男性の強そうな雰囲気や、頼りがいというのは、女性にウケる要素の1つです。
ですから、堂々とした態度や、言うべきことをしっかり言う姿勢というのは大切です。
しかし、時々、これが変な方向にいってしまい、好きな女性の前で格好つけてなのか、飲食店の店員などに傲慢・横柄な態度を、とってしまう男性がいます。
例えば、居酒屋などで店員に「おい!ビールまだかよ!はやくもってこいよ!」などという物言いをする男性などです。
あなたもこのような男性を見たことがありませんか?
このような男性を態度を見ても、女性は決して、「強そう」とか「頼りがいがある」などと感じたりはしませんし、その姿に引いてしまうでしょう。
それどころか、女性にとても格好悪い姿を見られてしまう事態にもなりかねないのです。
今回は、そんなある男性の格好悪いお話をします。
ぜひ、あなたは、好きな女性の前で、この男性のような恥をかかないようにしてください。
ある威勢の良い男性が、急にしおらしくなってしまった理由
先日、私が友人と、ある居酒屋のカウンターで飲んでいたところ、ちょっと離れたカウンター席に20代ぐらいの1組のカップルが座っていました。
男性は短髪で色黒で、女性はややギャル風の子です。
で、この男性が「おい、何やってんだよ!」などと、店員に幾度と無く、横柄な態度をとっていました。
男性の声がかなり大きいので、私たちの方にもよく聞こえてくるわけです。
確かに、その日は週末だったこともあり、店が混み合っていたので、料理や飲み物が運ばれてくるのが、少し遅かったので、男性はそれに対して文句を言っていたのでしょう。
女性の方は、特に何も言っていませんが、男性の態度に、ちょっと呆れ顔の表情です。
その後も、その男性は、ことあるごとに店員に横柄な態度をとっていました。
・・・そして、私が友人としばらく飲んでいたところ、いつの間にか、先ほどの男性の大きな声が全く聞こえなくなりました。
ふと、そのカップルのいた席の方に目をやると・・・
彼らはまだそこのカウンター席に座っていたのですが、男性が先ほどとはうってかわって、妙に静かにしています。
店員に対しても、ソフトに接しています。
「急にしおらしくなってる様子だけど、どうしたのかな?」と思って、私がそのカップルの隣の席を見ると、
いつの間にか、身長180cm 体重100kgぐらいの筋肉質な体格の、まるでプロレスラーの佐々木健介選手の様な屈強な男性客が座っています。
・・・つまり、そのカップルの男性は、隣に自分より圧倒的に強そうな人が現れた途端、急におとなしくなってしまっていたわけです。
さっきまで威勢が良かっただけに、かなり格好悪い絵ですよね?
その後、そのカップルがどうなったかはわかりませんが、
女性というのは、結構、男性のそのような人によって態度をコロコロ変えてしまう姿を、敏感に察知し、滑稽に感じたり、愚かだと思ったりするものです。
これでは、女性にはまったく、強そうな雰囲気や頼りがいがある男性には映りませんよね?
これが、最初から店員に対しても、紳士的に接していれば、いざ隣に強面の強そうな人が来たとしても、何も変わりなく、紳士的に毅然とした態度でいられるわけです。
それに店員から見ても、紳士的なお客さんの方が、気持ちよいサービスをしようという気になるものです。
また、時と場合によっては、このような飲食店の店員というのは、好きな女性を落としたり、喜ばすために、力を貸してくれることもあるので、味方にしておいて損は無いのです。
店員への傲慢な態度は、まわりまわって自分の首を絞める!?
今回のお話いかがでしたでしょうか?
日本は世界的に見て、接客レベルが高い国です。
ですから、安いチェーンのお店でも、それなりの接客をしてくれます。
しかし、それと裏返しに「お客様は神様」の意味を履き違えて、しばしばモンスター化してしまうお客さんがいます。
もちろん、相手に間違いや不足があれば、言うべき事は、クレームとして言って良いのですが、あくまで立場は対等なのです。
先進国にも関わらず、日本社会に「サービス残業」や「過労死」のような、過酷な労働環境が、業界や地位を問わずまかり通っているのは、一部の顧客による必要以上に尊大な態度やクレーマー体質が、まわりまわってきているのが、1つの要因とも言えるのです。
経済というのは、血液の様に、世の中を循環していますので、例えば、何気なく入った居酒屋が、実は自分が働いている商社から食材を買っていたなんてケースもあるわけです。
つまり、あなたがお客として傲慢さや横柄さを出すと、まわりまわって、自分の仕事の負担になってしまい、自分の首を絞める可能性もあるということです。
そして、女性とのデートの際も、飲食店の店員、ショップ店員、ホテルのスタッフなど、彼らに偉そうな態度をとっても1つも得はありませんし、先ほどの男性のような格好悪い事態にもなりかねません。
ですから、店員に対しては、基本的には、紳士的な対応だったり、下手(したて)に出るぐらいでも丁度良かったりするのです。
もし、態度の悪い店員がいたならば、制裁として、二度とその店へ行かなければ良いだけの話なのです。