恋愛は「失敗例」からも、多くの学びを得ることができる

恋愛の問題というものは、二人が付き合う前の期間だけではなく、当然のことながら、二人が付き合ってから、さらには結婚してからも様々あるものです。

むしろ、付き合う前よりも、付き合ってから、さらには結婚してからの方が、二人で過ごす期間は長くなるわけですから、それだけ様々な問題が起こりうるわけです。

そして、ラブラブだったカップルや夫婦が破局してしまうというケースも珍しくないわけです。

あなたも、好きな女性と付き合ってから、様々な問題に直面した経験はありませんか?

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しかしながら、二人が付きあってから、さらには結婚してからであっても、正しい方法でコミュニケーションを取っていけば、当然のことながら、良好な関係を構築していくことが可能なわけです。

現に、いつまでもラブラブなカップルや夫婦はゴマンといるわけですからね。

そして、カップルまたは夫婦間の正しいコミュニケーションのあり方を学ぶにあたっては、様々な「失敗例」からも、多くの学びを得ることができるわけです。

「失敗例」を知れば、そこから、どうすれば二人の良好な関係を構築していくことができるかが、おのずと見えてくるわけですからね。

そこで今回は、あるラブラブだった夫婦が10年間の結婚生活にピリオドを打った理由と題して、ある男性の失敗談お話していきます。

たとえ、10年間連れ添った夫婦であっても、コミュニケーションの取り方を間違えてしまうと破局をむかえてしまうという事例です。

ぜひあなたも今回のお話をふまえて、好きな女性や彼女と永続的に良好な関係を構築していくにあたっての参考にしてみてください。

あるラブラブだった夫婦が10年間の結婚生活にピリオドを打った理由

私の学生時代の友人にK君という男がいます。

K君は、学生時代から好きな女性にアタックし続けるも連戦連敗で、25歳になるまで彼女がいませんでした。

社会人になってからも、職場の女性にフラれたり、同窓会でフラれたり、出会いパーティーに参加するも、毎回カップル不成立に終わっていました。

そんなK君でしたが、ある出会いパーティーに参加した時のことです。

K君はイチかバチで、そのパーティーで一番人気だったミユという23歳の看護師にアタックしました。

ミユは若い頃の三船美佳似の美人でした。

K君としては、ダメ元でアタックだったのですが、幸いにもカップル成立し、二人は連絡先交換をしました。

しかしながら、もともと恋愛経験の少ないK君でしたので、そこからのアプローチは難航しました。

K君は三回目のデートで告白をしたのですが、ミユからは、「しばらく考えさせてほしい」と言われ、その場では答えを留保されたのです。

K君は、それからというものの、自分がミユのことが本当に好きであることをメールで送ったり、高価なプレゼントをあげたりして、とにかく休まず好意を伝えていきました。

その結果、告白から1ヶ月後にミユから「付き合ってもいいよ」と言われ、二人は晴れてカップルとなり、K君には25歳にして念願のはじめての彼女ができたのでした。

K君は生まれてはじめての彼女、しかも美人の彼女だったので、友人や同僚にお披露目して、鼻高々になっていました。

それまで全くモテなかったK君が美人の彼女を連れてきたので、友人や同僚は驚きと羨望の眼差しで彼を見ていました。

二人はその後、比較的順調に交際を続けていましたが、K君が27歳、ミユが25歳の時、彼はプロポーズをしました。

K君はミユからは即答で「YES」の返事がもらえると思っていたのですが、彼女の口から出たのは、また「しばらく考えさせてほしい」という言葉でした。

K君としては、約2年間順調に交際してきただけに、そこでまたミユに答えを留保されてしまい、ショックの色を隠せませんでした。

そして、K君のプロポーズから半年後、ようやくミユから「YES」の返事をもらうことができたのでした。

そんなこんなでしたが、二人は盛大な結婚式を挙げ、たくさんの親族や友人や同僚たちに祝福され、結婚生活は順風満帆にスタートしました。

それから二人は、誰もが認める仲の良い夫婦生活を営んでいました。

そして結婚4年目には待望の第1子も産まれました。

ですが、この頃から急にミユのK君への態度が変わったのです。

それまでラブラブな夫婦生活を送っていた二人でしたが、ミユのK君への態度があからさまに冷たくなったのです。

K君は何とかミユとの関係を修復しようとしましたが、ミユから「話もしたくない」とか「顔も見たくない」などと言われて、同じ屋根の下にいながら、話し合いの場すら得られませんでした、

それから2年後、K君は家を追い出され、ミユや子供との別居を余儀なくされました。

その間も、K君はミユとの関係修復を必死に試みましたが、結局徒労に終わりました。

そして、結婚10年目となった昨年12月、離婚が成立し、K君が溺愛していた子供の親権もミユの手に渡りました。

・・・・・と、話が長くなってしまいましたが、一体なぜ、かつてはラブラブで、10年間も夫婦生活を送ってきたにも関わらず、この二人は別れてしまったのでしょうか?

鋭い読者の方は、このストーリーを聞いて、もうお気づきかもしれません。

その答えは、K君がミユを一方的に追いかける関係だったからです。

つまり、二人が付き合う前も、付き合ってからも、結婚してからも、常にK君側だけが一方的にミユを必死に追いかけるような関係だったため、ミユから見れば、どうしてもK君が魅力的に見えなかったり、価値の無い男に見えてしまっていたわけです。

とにかく「押しの一手」で攻め続けて結婚までしたK君のガッツは凄いのですが、それでは、やがて二人の関係は破綻してしまうわけです。

また、「追いかける側」というのは、いつも苦しい思いをするハメになるわけです。

ですから、我々男性が好きな女性と心地よい恋愛をするためには、「女性がこちらを追いかけるような関係」を構築するべきなのです。

そうすれば、いつまでも女性はこちらを追いかけ続け、惚れ続けるわけです。

先日、私が意気消沈しているK君のこの話をすると、彼は自分の過ちに気付いたようで、新たな恋への挑戦を決意したようでした。

K君の新たな恋がうまくいくとを願うばかりです。

あなたも「女性がこちらを追いかけるような関係」を構築していこう

今回のお話いかがでしたでしょうか?

おさらいしますと、我々男性が好きな女性と心地よい恋愛をするためには、付き合う前も、付き合ってからも、結婚してからも、「女性がこちらを追いかけるような関係」を構築するべきなのです。

これにより、いつまでも女性はこちらに惚れ続けるので、永続的に良好な関係を構築していくことができるわけです。

反対に、「こちらが女性を追いかけるような関係」では、K君の様に、たとえ「押しの一手」で、付き合ったり結婚ができたとしても、常にこちらは相手に振り回されることになりますし、やがて関係も破綻してしまうわけです。

ということで、ぜひあなたも今回のお話をふまえて、好きな女性や彼女と永続的に良好な関係を構築していくにあたっての参考にしてみてください。