多くの男性が対応に困る「女の涙」
男女間のコミュニケーションにおいては、しばしば「相手が何を考えているのか全く理解できない」といった場面に出くわします。
あなたも、「女ってホント、何考えているかわらない・・・。」などと、感じたことはありませんか？
このサイトでは何度もお話していることですが、男性と女性とでは、脳の構造からして全く違う、いわば“別の生き物”なのです。
ですから、その男女間の違いというものをキチンと把握した上で、コミュニケーションを取った方が、より女性のことを理解でき、信頼も得られやすいわけです。
さて、そんな男女間のコミュニケーションにおいて、多くの男性が理解に苦しみ、対応に困るのが「女の涙」です。
そもそも大人の男性であれば、自分自身が人前で泣く事はほとんどありませんので、女性の涙の理由が理解できないのは、当然といえば当然の事でしょう。
例えば、女性がさっきまで泣いていたと思ったら、急に泣きやんだり、怒り出したり・・・。
・・・あなたも、女性に泣かれた際、このような彼女達の不可解な行動に出くわしたことはありませんか？
我々男性としては、女性にただ泣かれるだけでも、かなり困惑するのに、それにプラスして不可解な行動をされたら、ますます困惑してしまいますよね？
ですが、女性が泣くメカニズムやその真意がわかれば、全く困惑することも無くなるのです。
そこで今回は、女性が泣くメカニズム、マジ泣き・ウソ泣きの見極め方など、「女の涙」についてお話していきます。
ぜひあなたも、今回のお話で、「女の涙」を理解して、好きな女性と上手にコミュニケーションを取っていきましょう。
人が涙を流すメカニズム
まず、人が泣くメカニズムからお話しましょう。
人は、怒り・悔しさ・感動・喜びなど、喜怒哀楽の感情の高まりによって涙が出てきます。
大きく分けて、以下の２つのタイプがあります。
●怒り・悔しさによる涙
精神が緊張させる交感神経が刺激されて涙が出る。涙の味はしょっぱい。
●感動・喜びによる涙
興奮が鎮められる副交感神経が刺激されて涙が出る。涙の味は薄味。
これは男女共通して言えることです。
ですが、男性よりも、女性方が、脳内により多くの感情の情報を流すため、感情的になりやすく、さらに女性の方が涙腺がゆるいため、涙を流しやすいわけです。
ですから、男性よりも女性の方が、ちょっとした事でも涙が出やすく、圧倒的に人前で泣く場面が多いわけです。
以上が、人の感情の高まりによって引き起こされ、本心から涙が出てくる、いわゆる「マジ泣き」のメカニズムです。
そして、女性の場合は、この「マジ泣き」に加えて、感情の高まりに関係無く涙を流す「ウソ泣き」をする子もいるわけです。
ということで、次は、この厄介な「ウソ泣き」についてご説明していきましょう。
女の「ウソ泣き」と、その見破り方とは！？
まず、女性の「ウソ泣き」というものは、状況が自分の思い通りにならない時、相手と意見が違った時などに、相手を操作するための行為になります。
状況が自分の思い通りにならない時であれば、「ウソ泣き」をすることにより、相手の心理を操り、自分に有利な状況に変えるわけです。
相手と意見が違った時であれば、「ウソ泣き」をすることにより、相手を自己嫌悪に陥らせ、その結果、自分の意見を通させるわけです。
例えば、女性社員が仕事などで失敗をした時に、周囲に泣いている姿を見せることにより、その結果、責任逃れをしたり、同情してもらうような場面がありますよね？
これは、「ウソ泣き」によって、自分に有利な状況を作り出す一例です。
もちろん、これらの場面において、本当に感極まって「マジ泣き」している女性もいるのですが、中には意図的に「ウソ泣き」をしている女性もいるわけです。
この様に、男性と違って、女性が「ウソ泣き」をコミュニケーションの１つの武器にしているのは、幼少期の経験から学ぶ場合が多いようです。
男の子が泣いていたら、周囲の大人から「男は泣くもんじゃない！」などと怒られてしまいますが、女の子が泣いていたら、周囲の大人たちも困り果てて、何もかも許してしまうケースも多いわけです。
ですから、女性の中には、その様な幼少期からの経験則から学んで、自分に有利な状況を作り出したり、意見を通すために、「ウソ泣き」を活用する人がいるわけです。
男性の中には、相手を威嚇・威圧して、自分に有利な状況を作り出したり、自分の意見を通す人がいますが、「ウソ泣き」は、その女性バージョンと言って良いかもしれません。
もちろん、全ての女性が「ウソ泣き」をするわけではありませんが、中にはその様な女性もいるわけです。
では次に、この女性の「ウソ泣き」を見破る方法について説明しましょう。
「ウソ泣き」を見破る方法としては、“女性が泣いた後の行動”や”泣いている時間”で判断することができます。
具体的には、大きく分けて、以下の３つのパターンがあります。
①泣いても一向に状況が変わらないと、急に怒り出す
②急に泣き止んだと思ったら、冷めた表情になっている
③泣き止むのが早い
女性がこのような行動をした場合は、まず間違いなく「ウソ泣き」です。
そして、３つのパターンとも共通して言えるのが、「マジ泣き」の場合に比べて、泣いている時間が短い事が言えます。
ということで、相手の女性が「ウソ泣き」かどうかを見極めるには、この３つのパターンに当てはまるかをチェックしてみましょう。
以上、女性が泣くメカニズム、マジ泣き・ウソ泣きの見極め方など、「女の涙」についてお話しました。
「女の涙」のメカニズムや真意を理解してしまえば、女性に泣かれても、それほど困惑することでも無いことがわかりますよね？
我々男性の対応策としては、女性が急に泣きだした場合、「マジ泣き」であれ「ウソ泣き」であれ、過度に動揺したり、「泣けば許されると思ってるのか！」などと叱責せず、どっしりと構えて、余裕の気持ちで受け止めてあげましょう。
過度に動揺したりして、相手に媚びるような態度を取ったら、女性の思うツボで主導権を握られてしまいますし、叱責したり、問い詰めたりしたら、女性側は自分を理解してもらえないと感じ、不満が残るわけです。
ですから、男性側としては、どっしりと構えて、余裕の気持ちで受け止めてあげることにより、女性に感情を吐き出させてスッキリさせつつ、男らしさや頼りがいといった魅力も伝わるわけです。
あなたも、「女の涙」の真意を理解して、上手に対応しよう
今回のお話いかがでしたでしょうか？
おさらいしますと、人は、怒り・悔しさ・感動・喜びなど、喜怒哀楽の感情の高まりによって涙が出てきます。
そして、男性よりも女性の方が、脳の構造上、より感情的になりやすく、涙腺の分泌も活発なため、人前で涙を流すことが多いわけです。
さらに女性の場合は、感情の高まりにより涙が出てくる「マジ泣き」以外にも、感情の高まりに関係無く涙を流す「ウソ泣き」をする子もいます。
「ウソ泣き」見破るポイントとしては、以下の様に、泣いた後の行動や、「マジ泣き」に比べて泣いている時間が短い、ことから判断することができます。
①泣いても一向に状況が変わらないと、急に怒り出す
②急に泣き止んだと思ったら、冷めた表情になっている
③泣き止むのが早い
「マジ泣き」であれ「ウソ泣き」であれ、いずれにせよ男性側の対応策としては、過度に動揺したり、女性を叱責したり、問い詰めたりせず、どっしりと構えて、余裕の気持ちで「女の涙」を受け止めてあげましょう。
ということで、ぜひあなたも、今回のお話をふまえて、相手の女性が急に泣きだした時でも、その真意を理解して、上手にコミュニケーションを取っていきましょう。
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