「メッシー君」「アッシー君」「キープ君」「本命君」
もうかれこれ20年以上も前になりますが、かつて日本がバブル景気に浮かれていたころ、「メッシー君」や「アッシー君」といった言葉がありました。
あなたは、これらの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「メッシー君」とは、女性にゴハンを奢るだけの関係の男性、「アッシー君」とは、女性を車で送り迎えするだけの関係の男性、を意味します。
この両者と比較する言葉として、本命の彼氏は「本命君」、彼氏候補は「キープ君」なんて呼ばれ方をしていました。
「メッシー君」も「アッシー君」も、いずれは、その女性の「本命君」になりたいのですが、多くの場合は、関係を進展できずに終わってしまうわけです。
それにも関わらず、未だに多くの男性が、「まずは、メッシー君やアッシー君からでも良いから、あの子とお近づきになりたい!」と思って、好きな女性に接近するも、実らぬ恋のまま終わっているのです。
一体なぜ、「メッシー君」や「アッシー君」は、「本命君」になれないのでしょうか?
そこで今回は、なぜ「メッシー君」や「アッシー君」は本命の彼氏になれないのか、その理由について、女性心理を交えてお話していきます。
ぜひあなたも今回のお話をふまえて、狙っている女性に対して適切なスタンスでアプローチをして、どうでもいい男ではなく、本命の彼氏になってください。
いつも好きな女性の「メッシー君」や「アッシー君」になる男
私の知り合いに、Iさんという30代の男性がいます。
Iさんは、好きな女性ができると、まず女性の「メッシー君」や「アッシー君」になるのですが、その後、そのポジションが変わることは無く、いつも関係が進展せずに終わっていました。
Iさんとしては、高嶺の花と思える女性だからこそ好きになるのですが、それ故に、どうしても女性に下手(したて)に出てしまい、まずはメッシー君でもアッシー君でも良いから近づいて、そうすれば、いつかは好きになってくれると思っているわけです。
しかしながら、このIさんの様に、一度、その女性のメッシー君やアッシー君として定着してしまった男性というのは、それで信頼を得て、いずれ本命の彼氏になるというケースは、非常に少ないのです。
なぜなら、このサイトでは何度もお話している事ですが、基本的に女性は、自分より”下”と感じる男性に対しては、恋愛感情を抱きません。
女性としては、その様な価値を感じない男性に対して、自分の体を預けようとは思わないわけです。
やはり女性は、自分よりも上、少なくても同等の価値があると思える男性の遺伝子を残したいと思うものなのです。
それなのに、いつも奢ってくれて、何でも買ってくれて、どんな時でも車で送り迎えしてくれて、何でも言う事を聞いてくれて、・・・そんな男性はまるで召使いのようで、女性に「いい人」とは思われても、恋愛対象に見られることは無いのです。
その様な男性には、強い“オス”というものを本能的に感じないわけです。
もちろん、付き合うまでは基本的には男性側がデート代を出したり、車を出すこともありますが、その上、女性に対して下手(したて)に出る必要など全く無いのです。
むしろ、こちらの記事でもお話しているように、女性に食事を奢る事により、こちらの立場を上にしなければならないのです。
車の送り迎えにしても、自分の家と全く反対方向なのに、わざわざ女性を送ってあげたり、終電がまだあるのに迎えに行ってあげたり、その様な「ただの便利な男」になったら、下に見られてしまうわけです。
そして、一度その女性から、”下”の存在と思われて恋愛対象外の烙印を押されたら、二度と彼氏候補や本命の彼氏になることはできないのです。
ですから、好きな女性の彼氏になりたいなら、ゴハンを奢るにしても、車を出すにしても、あくまで相手に媚びること無く、上のポジションを保ちつつ提供をするべきなのです。
ちなみに、先ほどのIさんですが、「女性のメッシー君やアッシー君になってお近づきになろう」という発想を捨てた途端、急に女性にモテるようになりました、
相手の女性がタイプであってもビビらずに対等に接するようにしたら、もともと人を喜ばす事が好きなIさんの性格がプラスに働き、功を奏したようです。
あなたも「メッシー君」や「アッシー君」に陥らないようにしよう
今回のお話いかがでしたでしょうか?
今の時代においては、バブル期ほどわかりやすい「メッシー君」「アッシー君」はいないかもしれませんが、それでも、タイプの女性を前にすると、何でも言う事を聞いたり、媚びてしまい、下に見られて、恋愛関係に発展できないまま終わっている男性は多いです。
ゴハンを奢ったり、車に乗せてあげることにより、男性としての頼りがいを示すまでは良いのですが、それが媚びる方向に行ってしまうと、女性からは男として見られなくなり、せっかくの努力が水の泡になってしまうわけです。
ですから、ぜひあなたも、好きな女性にアプローチする際は、自分がメッシー君やアッシー君に陥らないよう、常に女性よりポジショニングが”上”、少なくても対等になるよう、バランスを保ちましょう。
一度、メッシー君やアッシー君に陥ったら、そこから本命の彼氏になることは非常に難しいのです
このバランス感覚は、女性を落とすまでの過程だけでなく。付き合ってからも長く良好な関係を構築するためにも重要な事です。
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